玉の中
一番外側は、玉皮と言った紙でできた花火の「から」
です。
中に入っている丸い玉を星といいます。星と星の間に
あるものを割薬といいます。玉皮は、半球状のおわん
のようなものを2つ張り合わせる。星は、燃える時に
光る火薬で、この残像が花火の形として私たちの目に
残る。
割薬は光るものではなく、爆発を起こして星を押し出
すのが役割です。さらに、玉の中心にある割薬に引火
するためのものが『みち』や『親導』とよばれる導火
線です。そして玉が上空にたどりついたところでほかの
火や熱によってもえだしました。
残像とは、
物を見てその形が消えたあともしばらくは、その形が
目の中に残っているように感じることです。