朝穂せぎ2
2,重右衛門と清右衛門は代官の平岡治郎右衛門に申し出ました。
「お願いします。せぎを開かないと水が少なくて困るんです。」
「よろしくお願いします。」
と二人はたのみました。
平岡治郎右衛門は悩みました。
「まあいいといえばいいのだが、まわりの村がなあ。」
せぎは、「浅尾原」という野原を田んぼにすることにさんせいしてくれなければ開けません。
やっと許しが出ました。二人はさっそく人夫を集めました。