武田信玄1


1, 信玄は子どものころ、太郎と呼ばれていました。太郎は子どものころは元気すぎて、めいわくというくらいの子どもでした。
 太郎が5才の時、弟の次郎が生まれました。父、信虎は、太郎の態度が気に入らなかったので、太郎より弟の次郎ばかりかわいがっていました。
 やがて太郎は、長禅寺というお寺の元白禅師のもとにあずけられました。この時代は、武将の子はお寺で学問を学ぶのがふつうでした。