よってけ!!  

          市川の 神明の花火大会新聞!
これは、毎年8月 7日に行われる神明の花火大会の花火の 様子です。
この他に も、いろいろな花火 が打ち上げられ、特 にスタ−マインは  いろいろな形があり とてもきれいです。

 
   ところで、みなさんは、昼に上がる花火を知っていますか。
   昼にあがる花火は、いろんな合図に使われます。例えば、市川大門町では、おまつりや運動会などがあるときには、必ず打ち上げられます。
  夜、打ち上げられる花火の種類は、菊、柳、椰子、創造花火(蝶)、小割、たき(しかけ花火)、しかけ花火(すい)、土星(創造花火)、雷(五段)、スタ−マインなど、さまざまな花火が神明の花火大会で、うちあげられています。昼に打ち上げられている花火の種類は、旗袋、色柳、煙菊、雷(五段)などです。





左の図は、神明の花火大会の屋台の様子です。


ところで、神明の花火大会は、今は八月七日にやっていますが、昔は七月二十日に打ち上げられていました。なぜ八月七日になったんでしょうか?

・・・それは、昔 じんざえもんという人が市川に、来たことがはじまりでした。そのじんざえもんは、紙すきの名人でした。じんざえもんは、市川の人達に、紙すきの技術を伝え、市川を豊かにしてくれました。じんざえもんは、みんなにとって神様のような人だったのです。



  ところで、花火を作るのにひつような、2つの物をしっていますか?
1つ目は火薬、2つ目は花火を包むための、丈夫な和紙です。
1つ目の火薬は、市川の、昔でいう「お役所」のような所に豊富にありました。そして、2つ目の和紙は、じんざえもんが伝えてくれた和紙が、たくさんありました。じんざえもんが、亡くなった後,じんざえもんがまつられたのが、神明社(紙明社)です。神明の花火大会は、その人への感謝のお祭りです。
だから、「神明の花火大会」と、名づけられました。 
 じんざえもんの命日は7月20日なので、昔はその日に神明の花火大会を開催していましたが、その後8月7日(花火の日)に開催されるように、なりました。
 

おまけ
神明の花火大会の花火の写真